すぐ忘れるので。
http://www.mtggoldfish.com/archetype/modern-mono-u-tron-14103#online
■カード選択(メイン)
青トロンと言ってもいくつか系統があり、採用されるカードもそれぞれ異なる。
大きく分けて
1.カウンターでの妨害から白金の天使+否定の契約のコンボを決めることを中心にしたタイプ
2.コントロール要素が強く、勝ち手段は1枚差しをいくつか入れ宝物の魔道士から持ってくるタイプ
3.赤緑トロンのように高速でトロンを揃え、カーンや白金の天使を出すタイプ
一応2.のタイプでかつ、《けちな贈り物/Gifts Ungiven》の入っていないものを想定して書いています。
・ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
・精神隷属器/Mindslaver
・宝物の魔道士/Treasure Mage
・卑下/Condescend
・差し戻し/Remand or マナ漏出/Mana Leak
・撤廃/Repeal
・忘却石/Oblivion Stone
・知識の渇望/Thirst for Knowledge
・探検の地図/Expedition Map
・アカデミーの廃墟/Academy Ruins
鉄板っぽい以上のカードは割愛。
・幽霊街/Ghost Quarter:
地盤の際ではRobotsの墨蛾を割れない。
・雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds:
窒息したくないなら。《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge》とかも同じ。
メインなら青マナ2つ用意できるので、サイドにダブルシンボルのスペルを取ることも一応できる。
・威圧のタリスマン/Talisman of Dominance:
青マナ数確保かつマナ加速。自分のデッキに忘却石などのリセットが少なく、速いデッキが多いなら。
・真面目な身代わり/Solemn Simulacrum:
直線的に速いデッキに対してワームコイル等を間に合わせる。
あると無いとでは全く違うので意識するなら3枚程度欲しい。
・白金の天使/Platinum Angel:
これでないと間に合わない場面がそこそこあり、メインでは対処手段が限られている。やはり直線的に速いデッキを意識するなら必要。
・隔離するタイタン/Sundering Titan:
多色ミシュラランドの起動マナを潰すのが主な使い道。それ以外はワームコイルか白金天使をサーチしてくるほうが強い。ただ、あまりにミシュラランドに弱いデッキのため必要。
一応3回殴れば勝てるので早期にマナが揃えばサーチ候補。
・予期/Anticipate:
中速以降のデッキに対しては《知識の渇望/Thirst for Knowledge》のほうが強い。速いデッキに対しては妨害を入れるべき。トロンサーチ用に1,2枚入れるまで。
・呪文嵌め/Spell Snare:
後手の守りにも、フィニッシャーを通す時にも。大事な場面で仕事ができる。RG Tron、Elves、Living Endなどには腐り、Amulet Bloomにもいまいちなので4枚は積めない。
・呪文の噴出/Spell Burst:
貴重な確定カウンター。勝ち筋を潰してくるカードに対処しやすくなりゲームを必要以上に長引かせない。
・サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift:
基本的に《撤廃/Repeal》より弱い。変なデッキに当たった時に超過キャストが必要なこともある。
・危険な櫃/Perilous Vault:
コジレックの審問で落とされない、衰微で割られない。族霊鎧、再生、頑強関係ない。
再利用できない。重い。
・全ては塵/All Is Dust:
Robotsに効かないので普通は選ばれない。
■カード選択(サイド)
・虚空の杯/Chalice of the Void:
Living End→X=0、Amulet Bloom→X=0、RG Tron→X=1、Burn→X=1、その他アグロ→X=1等。苦手なデッキ中心に受けが広い。
・呪文滑り/Spellskite:
Burn、Robots、Bogles、Twin、RG Tron(カーン)等。これも受けが広い。
・払拭/Dispel:
確定カウンターがメインに少ないため、《謎めいた命令/Cryptic Command》への回答として必要。《否認/Negate》とどちらを採るかはBurn、Elves等の速いデッキにもサイドインするかどうかで選ぶ。
・無効/Annul:
軽い確定カウンターなので使い勝手が良い。
・真髄の針/Pithing Needle:
《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》、ミシュラランド、PW等。Living End からは《鋳塊かじり/Ingot Chewer》、フェアデッキからは《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》が飛んでくるのが困りもの。
・四肢切断/Dismember:
Twin相手に青マナがなくてもコンボ妨害できる。ミシュラランドにもタルモにもタシグルにも。
・広がりゆく海/Spreading Seas:
RG Tron、3色のフェアデッキ等に。土地系コンボ方向を見たミシュラランド対策。
・ボトルのノーム/Bottle Gnomes:
超かわいい。
・霊気化/AEtherize:
Robots、Bogles、Elves等、直線的に速いデッキに。Living Endにも。ハンデス等で手札を見られると弱い。WGなどの3マナ以上クリーチャーが多いアグロにはけっこう効く。
・墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage
《集合した中隊/Collected Company》デッキに。Living Endには無力で受けが狭そう。
・ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall:
ちょっと受けが狭い。
・世界のるつぼ/Crucible of Worlds:
中速以降のデッキに幽霊街を使いまわす、割られた《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》を回収する。あと土地破壊を多く積んでくる相手への対策。
・大祖始の遺産/Relic of Progenitus:
Living End、タルモ等に。BG系のタルモはこれ1枚でどうにかできるわけではないので、結局他のカードでいいなってなる。
・計略縛り/Trickbind:
《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》、地盤の際など土地破壊を避けられる。コンボ対策にならないこともない。
・トリスケリオン/Triskelion:
小型クリーチャー中心のデッキに。一応PW用の飛び道具にもなる。
・精神隷属器/Mindslaver:
メインに1枚の場合は、サイド後増やす選択肢もある。
・引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn:
《精神隷属器/Mindslaver》と《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》のコンボで勝てるため基本的に不要。エムラを使うならウギンの目も必要になるのでスロットが勿体ない。
・徴用/Commandeer:
RG Tronからカーンを奪う。用途が限定的なのでできれば採りたくはない。
■サイドプラン、マッチアップ
○BG
IN候補:呪文嵌め、四肢切断、真髄の針、世界のるつぼ
OUT候補:卑下、サイクロンの裂け目、探検の地図(若干枚数)
・カードアドバンテージのとれないカード、腐る可能性のあるカードを抜いて消耗戦、トップ勝負。
・序盤を凌いで《知識の渇望/Thirst for Knowledge》、ワームコイル、精神隷属器で枚数差がつけば有利。序盤にハンデスされてリリアナが通って生物が場に残るのが負けパターン。
・軟泥はアカデミーの廃墟が使えなくなり勝ち筋が減るため通せない。タルモは手札次第だが大抵残しておかないほうが良い。
・大爆発の魔道士や除去など相手の脅威の回答が相手のデッキに入っているので、精神隷属器起動でだいぶ有利になれる。
・手札枚数に注意(リリアナ+1や、コラガンの命令でアカデミーの廃墟回収後のカードを狙われる等)。不要なカードは場に出さず手札に置いておく。
・サイド後はアーティファクト全破壊を入れてくることも。頭の隅には入れておく。
・よっぽどのことが無い限りマリガンはしない。
○Twin
IN候補:呪文滑り、四肢切断、呪文嵌め、払拭、無効、トリスケリオン
OUT候補:隔離タイタン、身代わり、櫃、卑下、撤廃あたりから若干枚数ずつ
・下手に動かないのは絶対だけれど、返しでコンボが決まらないならタップアウトして身代わりなりドローなり忘却石置くなりしていく。結局火力圏内になれば動かざるを得なくなる。
・四肢切断、払拭、場の忘却石等で安全が確保できたらワームコイル通してライフで負けないようにする。
・クロックはできる限り放置しない。
・探検の地図起動の隙にクリーチャーを出されないようにする。
○URB (Delver、Control)
IN候補:呪文嵌め、払拭、四肢切断、トリスケリオン、ボトルノーム
OUT候補:白金の天使、精神隷属器、櫃、卑下、探検の地図(若干枚数)
・比較的相手のカウンターが少なく、カウンターのバックアップがあればワームコイルを通せるので、マナが伸びるまで耐える。
・青コマ、瞬唱絡みでライフを一気に持っていかれる。ブロッカーを出すタイミング等に注意する。
○RG Tron
IN候補:否認、無効、虚空の杯、真髄の針、呪文滑り、世界のるつぼ
OUT候補:呪文嵌め、撤廃、卑下
・カーンが通るかどうかが焦点。できれば確定カウンターが欲しい。
・精神隷属器を使い回して勝つのが基本。真髄の針などで幽霊街や大祖始の遺産に邪魔されないようにする。
・マナが伸びるとカウンターが効かなくなってくるので、キャントリップ等は適度に妨害する。
・幽霊街はできるだけウギンの目破壊のためにとっておく。
・アーティファクト破壊は大抵《自然の要求/Nature’s Claim》なので、虚空の杯X=1でキャントリップごと封じてしまう。
・ウギンの目→エムラには危険な櫃で対応。
○Burn
IN候補:ボトルノーム、虚空の杯、呪文滑り、払拭、呪文嵌め等
OUT候補:忘却石、櫃、サイクロン、隔離タイタン、精神隷属器、卑下(若干枚数)等
・トロン揃えてる時間が無いことが多い。ボトルノーム→ソーレン→ワームコイルか、虚空の杯、呪文滑り、カウンターで妨害しながら白金天使につなげる。
・飛んでくるアーティファクト破壊はほぼ2マナしかないが、虚空の杯X=2は間に合わないのでX=1から。時間が稼げれば良い。
・サイド後は特に《溶鉄の雨/Molten Rain》がつらいのでケアできるようなら気をつける。
○Amulet Bloom
IN候補:虚空の杯、広がりゆく海、払拭、無効等
OUT候補:隔離タイタン、撤廃、サイクロンの裂け目等
・相手はマナ加速が多い上に《魂の洞窟/Cavern of Souls》もあるので、ゆっくり構えていると緑タイタンが着地してしまう。《集団意識/Hive Mind》からの緑パクトがあるためこちらから積極的に動くことも難しい。普通に戦うとやりづらい相手。
・虚空の杯X=0で《否定の契約/Pact of Negation》と《召喚士の契約/Summoner’s Pact》を封じればこちらから動く余裕ができる。
・《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》で卑下をかわされないように、Xは大き目に。
・呪文嵌めは《迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking》をカウンターできないので、あくまで瞬殺を避けるためのもの。
・精神隷属器では、変性から黒パクトを持ってくることが多い。おかえりランドで手札に戻してから変性も。
○Elves
IN候補:払拭、霊気化、四肢切断、トリスケリオン
OUT候補:呪文嵌め、隔離タイタン、精神隷属器、卑下
・《魂の洞窟/Cavern of Souls》やマナ加速があるので、長引くとやりたい放題やられてしまう。さっさと白金の天使で勝ちに行く。
・相手が4マナ立てていたら《集合した中隊/Collected Company》を警戒(地図起動などでタップアウトしない)。
・集合した中隊、《遺産のドルイド/Heritage Druid》や《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》から、さらに中隊、エルフ、とつながる。全体除去からの復帰が早いので、余裕を作るために序盤に妨害しておかないと駄目。
○Anafenza’s Company
IN候補:四肢切断、呪文嵌め、トリスケリオン、払拭
OUT候補:白金の天使、卑下、白金の天使
・相手のアタックを誤魔化しながら忘却石や櫃でのリセット、または精神隷属器から《臓物の予見者/Viscera Seer》で場をきれいにすることを目指す。アナフェンザがいるとクロックが一気に増えていくため注意。
・相手が4マナ立てていたら《集合した中隊/Collected Company》を警戒(地図起動などでタップアウトしない)。
・サイド後は《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler》と大爆発の魔道士に注意。なるべく《集合した中隊/Collected Company》と大爆発の魔道士はカウンターできるように動く。
・ワームコイル、白金の天使は《悪鬼の狩人/Fiend Hunter》されるので信用しすぎは良くない。
・コンボは撤廃で妨害。一応、忘却石か櫃が置いてあれば無限ライフゲインされても精神隷属器で勝てる。
○Robots
IN候補:呪文嵌め、呪文滑り、四肢切断、無効、トリスケリオン、針、虚空の杯(先手時)、霊気化
OUT候補:卑下、精神隷属器、隔離タイタン、身代わり(若干枚数)、ワームとぐろ(1枚は残す)
・1マナ以下で出て場に残るクロックが多く、きついマッチアップ。相手がドブン以外ならまず軽い除去・カウンターでの妨害か忘却石・櫃でのリセット。その後、幽霊街、トリスケリオン、白金の天使あたりで墨蛾をうまく処理できればなんとかなる。
・ドブンにはほぼ触れないが、相手のマナが不自由だったり、クロックが少ない場合にはつけ込める。
・《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》、《頭蓋囲い/Cranial Plating》など場に出てからでは手遅れのことが多いのでカウンターは結構重要。
○Living End
IN候補:虚空の杯、霊気化、払拭、大祖始の遺産
OUT候補:呪文嵌め、隔離タイタン、サイクロンの裂け目、撤廃
・土地破壊が多く、こちらのエンド、相手メインと連打もある、つらいマッチアップ。青マナは常に複数立たせておく。双子とのハイブリッド型もあるが土地を攻めてくるのは変わらず。
・Living Endを通すと大爆発の魔道士が帰ってきて負け。
・虚空の杯X=0を守れれば勝ちだが、《鋳塊かじり/Ingot Chewer》されるとつらい。時間を稼いでいるうちに手札にカウンターをためるなり土地を伸ばしてクロック出すなりする。アカデミーの廃墟で回収もあり。
○WG Bogles
IN候補:呪文滑り、無効、呪文嵌め、霊気化、虚空の杯
OUT候補:精神隷属器、サイクロンの裂け目、卑下
・呪文滑り、白金の天使、リセットのどれかが間に合うかどうかのゲーム。こちらが先手ならカウンター連打で相手を遅らせることで普通に戦える。
・流刑への道が怖いので、呪文滑り、白金の天使はできればカウンターを構えながら出したい。
○UW(+X) Control
IN候補:払拭、四肢切断、針、トリスケリオン
OUT候補:白金の天使、櫃、撤廃、サイクロンの裂け目
・流刑への道と列柱に気を付ければ、マナとカウンター量で有利な分立ち回りやすい。
・相手がタップアウトを嫌う場合、マナ漏出は3マナより射程が長くなる。3マナ払ってタップアウトしたら精神隷属機やワームコイルを通せば良い。
○AdGrace
IN候補:虚空の杯、呪文滑り、無効等
OUT候補:忘却石、櫃、バウンス(若干枚数)等
・こちらから動くのはむかつきと《天使の嗜み/Angel’s Grace》を両方打てる6マナを揃えられる前。《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》が出ているとむかつきだけで良いので、非生はなるべく場に残さない。
・なるべく6マナに届かせないように妨害する。
・基本的にむかつきをカウンターすれば相手は勝てないが、《否定の契約/Pact of Negation》を複数枚持たれていると負けなので、虚空の杯X=0で封じておく。
・勝負どころが限られているので妨害を引くまでマリガンして良い。
○Goryo’s Vengeance
IN候補:虚空の杯、払拭、呪文嵌め、針
OUT候補:隔離タイタン、身代わり、撤廃
・墓地にクリーチャーを落とす手段はそこまで多くない。
・墓地にクリーチャーがいなければ、相手が動けるのは《信仰無き物あさり/Faithless Looting》+《御霊の復讐/Goryo’s Vengeance》と動く3マナか、《滋養の群れ/Nourishing Shoal》に連携で《裂け目の突破/Through the Breach》する4マナから。ただし《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》での加速には注意する。
・猿人の指導霊で卑下をかわされないように、Xは大き目に。
・滋養の群れ型の場合は、精神隷属器したら《怒れる腹音鳴らし/Borborygmos Enraged》からそのまま勝てる。
・サイド後は《防御の光網/Defense Grid》や青パクトが入ってくる。
○Scapeshift
IN候補:払拭、呪文嵌め、呪文滑り、ボトルノーム
OUT候補:撤廃、サイクロンの裂け目、忘却石、櫃
・クロックでプレッシャーをかけつつ隙を見て精神隷属器で相手のスケープシフトを打ち相手に致死ダメージを与えるのがゴール。
・URG型は火力+瞬唱ルートを呪文滑りやボトルノームで潰せば、あとはカウンター合戦しかなくなる。ただ相手の確定カウンターの枚数の方が多くマナ差もあまりつかないため、待ちすぎは危険。クロックを出せるタイミングを見極めるのが大事。
・RG型はタイタンがあるので自由に動ける時間はより短くなる。なんとか耐えて精神隷属器までつなげる。
・サイド後は相手のカウンター対策カードに注意。
自分で書いといてアレやけどマッチアップとかもう流れでええやん。。暇を見つけて追記予定。
http://www.mtggoldfish.com/archetype/modern-mono-u-tron-14103#online
■カード選択(メイン)
青トロンと言ってもいくつか系統があり、採用されるカードもそれぞれ異なる。
大きく分けて
1.カウンターでの妨害から白金の天使+否定の契約のコンボを決めることを中心にしたタイプ
2.コントロール要素が強く、勝ち手段は1枚差しをいくつか入れ宝物の魔道士から持ってくるタイプ
3.赤緑トロンのように高速でトロンを揃え、カーンや白金の天使を出すタイプ
一応2.のタイプでかつ、《けちな贈り物/Gifts Ungiven》の入っていないものを想定して書いています。
・ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
・精神隷属器/Mindslaver
・宝物の魔道士/Treasure Mage
・卑下/Condescend
・差し戻し/Remand or マナ漏出/Mana Leak
・撤廃/Repeal
・忘却石/Oblivion Stone
・知識の渇望/Thirst for Knowledge
・探検の地図/Expedition Map
・アカデミーの廃墟/Academy Ruins
鉄板っぽい以上のカードは割愛。
・幽霊街/Ghost Quarter:
地盤の際ではRobotsの墨蛾を割れない。
・雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds:
窒息したくないなら。《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge》とかも同じ。
メインなら青マナ2つ用意できるので、サイドにダブルシンボルのスペルを取ることも一応できる。
・威圧のタリスマン/Talisman of Dominance:
青マナ数確保かつマナ加速。自分のデッキに忘却石などのリセットが少なく、速いデッキが多いなら。
・真面目な身代わり/Solemn Simulacrum:
直線的に速いデッキに対してワームコイル等を間に合わせる。
あると無いとでは全く違うので意識するなら3枚程度欲しい。
・白金の天使/Platinum Angel:
これでないと間に合わない場面がそこそこあり、メインでは対処手段が限られている。やはり直線的に速いデッキを意識するなら必要。
・隔離するタイタン/Sundering Titan:
多色ミシュラランドの起動マナを潰すのが主な使い道。それ以外はワームコイルか白金天使をサーチしてくるほうが強い。ただ、あまりにミシュラランドに弱いデッキのため必要。
一応3回殴れば勝てるので早期にマナが揃えばサーチ候補。
・予期/Anticipate:
中速以降のデッキに対しては《知識の渇望/Thirst for Knowledge》のほうが強い。速いデッキに対しては妨害を入れるべき。トロンサーチ用に1,2枚入れるまで。
・呪文嵌め/Spell Snare:
後手の守りにも、フィニッシャーを通す時にも。大事な場面で仕事ができる。RG Tron、Elves、Living Endなどには腐り、Amulet Bloomにもいまいちなので4枚は積めない。
・呪文の噴出/Spell Burst:
貴重な確定カウンター。勝ち筋を潰してくるカードに対処しやすくなりゲームを必要以上に長引かせない。
・サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift:
基本的に《撤廃/Repeal》より弱い。変なデッキに当たった時に超過キャストが必要なこともある。
・危険な櫃/Perilous Vault:
コジレックの審問で落とされない、衰微で割られない。族霊鎧、再生、頑強関係ない。
再利用できない。重い。
・全ては塵/All Is Dust:
Robotsに効かないので普通は選ばれない。
■カード選択(サイド)
・虚空の杯/Chalice of the Void:
Living End→X=0、Amulet Bloom→X=0、RG Tron→X=1、Burn→X=1、その他アグロ→X=1等。苦手なデッキ中心に受けが広い。
・呪文滑り/Spellskite:
Burn、Robots、Bogles、Twin、RG Tron(カーン)等。これも受けが広い。
・払拭/Dispel:
確定カウンターがメインに少ないため、《謎めいた命令/Cryptic Command》への回答として必要。《否認/Negate》とどちらを採るかはBurn、Elves等の速いデッキにもサイドインするかどうかで選ぶ。
・無効/Annul:
軽い確定カウンターなので使い勝手が良い。
・真髄の針/Pithing Needle:
《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》、ミシュラランド、PW等。Living End からは《鋳塊かじり/Ingot Chewer》、フェアデッキからは《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》が飛んでくるのが困りもの。
・四肢切断/Dismember:
Twin相手に青マナがなくてもコンボ妨害できる。ミシュラランドにもタルモにもタシグルにも。
・広がりゆく海/Spreading Seas:
RG Tron、3色のフェアデッキ等に。土地系コンボ方向を見たミシュラランド対策。
・ボトルのノーム/Bottle Gnomes:
超かわいい。
・霊気化/AEtherize:
Robots、Bogles、Elves等、直線的に速いデッキに。Living Endにも。ハンデス等で手札を見られると弱い。WGなどの3マナ以上クリーチャーが多いアグロにはけっこう効く。
・墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage
《集合した中隊/Collected Company》デッキに。Living Endには無力で受けが狭そう。
・ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall:
ちょっと受けが狭い。
・世界のるつぼ/Crucible of Worlds:
中速以降のデッキに幽霊街を使いまわす、割られた《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》を回収する。あと土地破壊を多く積んでくる相手への対策。
・大祖始の遺産/Relic of Progenitus:
Living End、タルモ等に。BG系のタルモはこれ1枚でどうにかできるわけではないので、結局他のカードでいいなってなる。
・計略縛り/Trickbind:
《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》、地盤の際など土地破壊を避けられる。コンボ対策にならないこともない。
・トリスケリオン/Triskelion:
小型クリーチャー中心のデッキに。一応PW用の飛び道具にもなる。
・精神隷属器/Mindslaver:
メインに1枚の場合は、サイド後増やす選択肢もある。
・引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn:
《精神隷属器/Mindslaver》と《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》のコンボで勝てるため基本的に不要。エムラを使うならウギンの目も必要になるのでスロットが勿体ない。
・徴用/Commandeer:
RG Tronからカーンを奪う。用途が限定的なのでできれば採りたくはない。
■サイドプラン、マッチアップ
○BG
IN候補:呪文嵌め、四肢切断、真髄の針、世界のるつぼ
OUT候補:卑下、サイクロンの裂け目、探検の地図(若干枚数)
・カードアドバンテージのとれないカード、腐る可能性のあるカードを抜いて消耗戦、トップ勝負。
・序盤を凌いで《知識の渇望/Thirst for Knowledge》、ワームコイル、精神隷属器で枚数差がつけば有利。序盤にハンデスされてリリアナが通って生物が場に残るのが負けパターン。
・軟泥はアカデミーの廃墟が使えなくなり勝ち筋が減るため通せない。タルモは手札次第だが大抵残しておかないほうが良い。
・大爆発の魔道士や除去など相手の脅威の回答が相手のデッキに入っているので、精神隷属器起動でだいぶ有利になれる。
・手札枚数に注意(リリアナ+1や、コラガンの命令でアカデミーの廃墟回収後のカードを狙われる等)。不要なカードは場に出さず手札に置いておく。
・サイド後はアーティファクト全破壊を入れてくることも。頭の隅には入れておく。
・よっぽどのことが無い限りマリガンはしない。
○Twin
IN候補:呪文滑り、四肢切断、呪文嵌め、払拭、無効、トリスケリオン
OUT候補:隔離タイタン、身代わり、櫃、卑下、撤廃あたりから若干枚数ずつ
・下手に動かないのは絶対だけれど、返しでコンボが決まらないならタップアウトして身代わりなりドローなり忘却石置くなりしていく。結局火力圏内になれば動かざるを得なくなる。
・四肢切断、払拭、場の忘却石等で安全が確保できたらワームコイル通してライフで負けないようにする。
・クロックはできる限り放置しない。
・探検の地図起動の隙にクリーチャーを出されないようにする。
○URB (Delver、Control)
IN候補:呪文嵌め、払拭、四肢切断、トリスケリオン、ボトルノーム
OUT候補:白金の天使、精神隷属器、櫃、卑下、探検の地図(若干枚数)
・比較的相手のカウンターが少なく、カウンターのバックアップがあればワームコイルを通せるので、マナが伸びるまで耐える。
・青コマ、瞬唱絡みでライフを一気に持っていかれる。ブロッカーを出すタイミング等に注意する。
○RG Tron
IN候補:否認、無効、虚空の杯、真髄の針、呪文滑り、世界のるつぼ
OUT候補:呪文嵌め、撤廃、卑下
・カーンが通るかどうかが焦点。できれば確定カウンターが欲しい。
・精神隷属器を使い回して勝つのが基本。真髄の針などで幽霊街や大祖始の遺産に邪魔されないようにする。
・マナが伸びるとカウンターが効かなくなってくるので、キャントリップ等は適度に妨害する。
・幽霊街はできるだけウギンの目破壊のためにとっておく。
・アーティファクト破壊は大抵《自然の要求/Nature’s Claim》なので、虚空の杯X=1でキャントリップごと封じてしまう。
・ウギンの目→エムラには危険な櫃で対応。
○Burn
IN候補:ボトルノーム、虚空の杯、呪文滑り、払拭、呪文嵌め等
OUT候補:忘却石、櫃、サイクロン、隔離タイタン、精神隷属器、卑下(若干枚数)等
・トロン揃えてる時間が無いことが多い。ボトルノーム→ソーレン→ワームコイルか、虚空の杯、呪文滑り、カウンターで妨害しながら白金天使につなげる。
・飛んでくるアーティファクト破壊はほぼ2マナしかないが、虚空の杯X=2は間に合わないのでX=1から。時間が稼げれば良い。
・サイド後は特に《溶鉄の雨/Molten Rain》がつらいのでケアできるようなら気をつける。
○Amulet Bloom
IN候補:虚空の杯、広がりゆく海、払拭、無効等
OUT候補:隔離タイタン、撤廃、サイクロンの裂け目等
・相手はマナ加速が多い上に《魂の洞窟/Cavern of Souls》もあるので、ゆっくり構えていると緑タイタンが着地してしまう。《集団意識/Hive Mind》からの緑パクトがあるためこちらから積極的に動くことも難しい。普通に戦うとやりづらい相手。
・虚空の杯X=0で《否定の契約/Pact of Negation》と《召喚士の契約/Summoner’s Pact》を封じればこちらから動く余裕ができる。
・《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》で卑下をかわされないように、Xは大き目に。
・呪文嵌めは《迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking》をカウンターできないので、あくまで瞬殺を避けるためのもの。
・精神隷属器では、変性から黒パクトを持ってくることが多い。おかえりランドで手札に戻してから変性も。
○Elves
IN候補:払拭、霊気化、四肢切断、トリスケリオン
OUT候補:呪文嵌め、隔離タイタン、精神隷属器、卑下
・《魂の洞窟/Cavern of Souls》やマナ加速があるので、長引くとやりたい放題やられてしまう。さっさと白金の天使で勝ちに行く。
・相手が4マナ立てていたら《集合した中隊/Collected Company》を警戒(地図起動などでタップアウトしない)。
・集合した中隊、《遺産のドルイド/Heritage Druid》や《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》から、さらに中隊、エルフ、とつながる。全体除去からの復帰が早いので、余裕を作るために序盤に妨害しておかないと駄目。
○Anafenza’s Company
IN候補:四肢切断、呪文嵌め、トリスケリオン、払拭
OUT候補:白金の天使、卑下、白金の天使
・相手のアタックを誤魔化しながら忘却石や櫃でのリセット、または精神隷属器から《臓物の予見者/Viscera Seer》で場をきれいにすることを目指す。アナフェンザがいるとクロックが一気に増えていくため注意。
・相手が4マナ立てていたら《集合した中隊/Collected Company》を警戒(地図起動などでタップアウトしない)。
・サイド後は《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler》と大爆発の魔道士に注意。なるべく《集合した中隊/Collected Company》と大爆発の魔道士はカウンターできるように動く。
・ワームコイル、白金の天使は《悪鬼の狩人/Fiend Hunter》されるので信用しすぎは良くない。
・コンボは撤廃で妨害。一応、忘却石か櫃が置いてあれば無限ライフゲインされても精神隷属器で勝てる。
○Robots
IN候補:呪文嵌め、呪文滑り、四肢切断、無効、トリスケリオン、針、虚空の杯(先手時)、霊気化
OUT候補:卑下、精神隷属器、隔離タイタン、身代わり(若干枚数)、ワームとぐろ(1枚は残す)
・1マナ以下で出て場に残るクロックが多く、きついマッチアップ。相手がドブン以外ならまず軽い除去・カウンターでの妨害か忘却石・櫃でのリセット。その後、幽霊街、トリスケリオン、白金の天使あたりで墨蛾をうまく処理できればなんとかなる。
・ドブンにはほぼ触れないが、相手のマナが不自由だったり、クロックが少ない場合にはつけ込める。
・《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》、《頭蓋囲い/Cranial Plating》など場に出てからでは手遅れのことが多いのでカウンターは結構重要。
○Living End
IN候補:虚空の杯、霊気化、払拭、大祖始の遺産
OUT候補:呪文嵌め、隔離タイタン、サイクロンの裂け目、撤廃
・土地破壊が多く、こちらのエンド、相手メインと連打もある、つらいマッチアップ。青マナは常に複数立たせておく。双子とのハイブリッド型もあるが土地を攻めてくるのは変わらず。
・Living Endを通すと大爆発の魔道士が帰ってきて負け。
・虚空の杯X=0を守れれば勝ちだが、《鋳塊かじり/Ingot Chewer》されるとつらい。時間を稼いでいるうちに手札にカウンターをためるなり土地を伸ばしてクロック出すなりする。アカデミーの廃墟で回収もあり。
○WG Bogles
IN候補:呪文滑り、無効、呪文嵌め、霊気化、虚空の杯
OUT候補:精神隷属器、サイクロンの裂け目、卑下
・呪文滑り、白金の天使、リセットのどれかが間に合うかどうかのゲーム。こちらが先手ならカウンター連打で相手を遅らせることで普通に戦える。
・流刑への道が怖いので、呪文滑り、白金の天使はできればカウンターを構えながら出したい。
○UW(+X) Control
IN候補:払拭、四肢切断、針、トリスケリオン
OUT候補:白金の天使、櫃、撤廃、サイクロンの裂け目
・流刑への道と列柱に気を付ければ、マナとカウンター量で有利な分立ち回りやすい。
・相手がタップアウトを嫌う場合、マナ漏出は3マナより射程が長くなる。3マナ払ってタップアウトしたら精神隷属機やワームコイルを通せば良い。
○AdGrace
IN候補:虚空の杯、呪文滑り、無効等
OUT候補:忘却石、櫃、バウンス(若干枚数)等
・こちらから動くのはむかつきと《天使の嗜み/Angel’s Grace》を両方打てる6マナを揃えられる前。《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》が出ているとむかつきだけで良いので、非生はなるべく場に残さない。
・なるべく6マナに届かせないように妨害する。
・基本的にむかつきをカウンターすれば相手は勝てないが、《否定の契約/Pact of Negation》を複数枚持たれていると負けなので、虚空の杯X=0で封じておく。
・勝負どころが限られているので妨害を引くまでマリガンして良い。
○Goryo’s Vengeance
IN候補:虚空の杯、払拭、呪文嵌め、針
OUT候補:隔離タイタン、身代わり、撤廃
・墓地にクリーチャーを落とす手段はそこまで多くない。
・墓地にクリーチャーがいなければ、相手が動けるのは《信仰無き物あさり/Faithless Looting》+《御霊の復讐/Goryo’s Vengeance》と動く3マナか、《滋養の群れ/Nourishing Shoal》に連携で《裂け目の突破/Through the Breach》する4マナから。ただし《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》での加速には注意する。
・猿人の指導霊で卑下をかわされないように、Xは大き目に。
・滋養の群れ型の場合は、精神隷属器したら《怒れる腹音鳴らし/Borborygmos Enraged》からそのまま勝てる。
・サイド後は《防御の光網/Defense Grid》や青パクトが入ってくる。
○Scapeshift
IN候補:払拭、呪文嵌め、呪文滑り、ボトルノーム
OUT候補:撤廃、サイクロンの裂け目、忘却石、櫃
・クロックでプレッシャーをかけつつ隙を見て精神隷属器で相手のスケープシフトを打ち相手に致死ダメージを与えるのがゴール。
・URG型は火力+瞬唱ルートを呪文滑りやボトルノームで潰せば、あとはカウンター合戦しかなくなる。ただ相手の確定カウンターの枚数の方が多くマナ差もあまりつかないため、待ちすぎは危険。クロックを出せるタイミングを見極めるのが大事。
・RG型はタイタンがあるので自由に動ける時間はより短くなる。なんとか耐えて精神隷属器までつなげる。
・サイド後は相手のカウンター対策カードに注意。
自分で書いといてアレやけどマッチアップとかもう流れでええやん。。暇を見つけて追記予定。
コメント
青トロン使っているので参考にします。
たいしたことは書けませんがよろしくです